医食同源ニュース

医食同源とは、バランスの取れた美味しい食事をとることで病気を予防し、治療しようとする考え方。

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【 女性必見!】最近、太ってきたな!と思ったら『多嚢胞性卵巣症候群』かも?

 

最近、体重が増えてきたり、毛深くなったり、声が太くなったりしている人はいませんか?もしかしたら、女性特有の病気かもしれません!それは、『多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)』という言葉を耳にしたこともないという方も多いと思います。しかし実は、近年多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)にかかる女性が増えてきているんですよ。不妊症の原因となることもある多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)について、今回はご紹介します。多嚢胞性卵巣症候群

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)とは?多嚢胞性卵巣症候群2

■排卵障害の一つ

多嚢胞性卵巣症候群(たのうほうせいらんそうしょうこうぐん)通称PCOSは、毎月起こるはずの排卵が上手く行われない「排卵障害」の一つです。

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)では、卵巣の中に卵胞はたくさんできるものの、成長が遅く、ある程度の大きさまで成長したとしても排卵されにくい状態が続きます。

それによって、卵巣の中にたくさんの卵胞がしまい、月経異常や無排卵月経などを引き起こします。

■不妊症の原因になる

自然妊娠するためには、きちんと排卵が行われていることが絶対条件となります。そのため、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)によってきちんと排卵が行われていないと、不妊症になってしまうことがあります。

■どんな症状?

では、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)になると具体的にどんな症状が起こるのでしょうか?簡単にご紹介しますね。ニキビ

・排卵が起こりにくいことが原因で、月経不順や無月経、無排卵月経が起こる
・卵胞に含まれている男性ホルモンが血中で増加し、多毛やニキビ、低音声などの男性的な特徴が表れる
・肥満
・黄体ホルモンの分泌異常が原因の月経過多・不正出血
・排卵障害による不妊

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の原因

 

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)が起こる原因は、まだはっきりと解明されていません。ただこれからご紹介する2つのことが原因となっているという考えが有力です。

■内分泌異常

卵胞の発育を促すため、脳下垂体からの命令で黄体化ホルモン(LH)と卵胞刺激ホルモン(FSH)が分泌されます。しかしこの黄体おかホルモンの分泌が増えてしまい、卵胞刺激ホルモンとのバランスが崩れてしまうと、排卵が起こりにくくなるのではないかといわれています。

■糖代謝異常

すい臓から分泌される、血糖値を下げる働きをもつインスリン。このインスリンの分泌量が増えると、男性ホルモンが増加すると言われており、それによって月経不順や男性的な特徴が表れるのではないかと考えられています。

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の治療法

 

■根本的な治療法は見つかっていない

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)ははっきりとした原因がわからないこともあり、根本的な治療法はまだ見つかっていません。そのため多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の治療法は、対症療法となります。

■排卵を促すための対症療法

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)による排卵障害への対症療法として、排卵誘発剤が使用されます。「クロミフェン」という緩やかに効果を発揮するものが使われ、効果が出るまで時間はかかってしまいますが、副作用は少なくて済むと言います。

クロミフェンで効果が得られなかったときは「hMG-hCG療法」という注射を使った治療法がとられます。

 

■卵巣過激刺激症候群のリスクもある

排卵誘発剤の使用によって、卵巣が腫れたり、お腹の中に水がたまったりする「卵巣過剰刺激症候群」になるリスクもあります。とくに、排卵誘発の効果が高い注射での治療は、危険が高くなってしまうのだそうです。

■体質や治療方針によって方法は異なる

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の治療法は、体質や治療方針、妊娠を希望しているのかどうかなどによって異なります。妊娠を望んでいない場合は「カウフマン療法」というホルモン治療などが行われます。

また腹腔鏡手術によって卵巣の表面に小さな穴をあけることによって、排卵を促進する治療法もあるため、自分に合った方法を医師と相談するようにしましょう。

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の予防法

 

■甘いものを食べ過ぎないamaimono

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)は糖代謝異常が原因ではないかと考えられているため、甘いものを大量に食べるのは控えるようにしましょう。またちょっとした工夫で、血糖値の上昇を抑えることができますので、これらの方法を実践してみてもいいですね。

・一度にたくさん食べない
・ゆっくりよく噛んで食べる
・甘いものは食後に食べる(空腹時には食べない)
・朝食はきちんと食べる
・砂糖よりもはちみつやメープルシロップ

■生活習慣を見直す

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の内、約3分の1が肥満であるといわれています。「肥満」とはBMIが25以上の状態のこと。そのため生活習慣を見直し、肥満にならないようにすることで多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の予防になるのではないかといわれています。

ただ「肥満じゃいけない」から「過激なダイエットをしなくてはならない」わけではありません。体に負担の大きいダイエットは、不妊症の原因となることも多く、逆効果。バランスのいい食生活と適度な運動を心がけるなど、生活習慣を見直すようにしましょう。

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)でも自然妊娠できることもある

 

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)は妊娠できる年齢の女性の内5%ほどがかかっており、不妊症の原因の20%を占め、年々増加しているといわれています。

ただ多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)であっても、排卵することができていれば自然妊娠することもあります。ただ多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)でない人に比べて排卵がしづらかったり、いつ排卵が起こったのか特定が難しかったり、排卵の回数が少なかったりすることで妊娠できる可能性が低くなってしまうので、注意が必要です。

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)を放置しないで

 

月経不順や不正出血など、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)による症状が起こっても「このくらい大丈夫でしょう」と自己判断し、放置してしまう人も少なくありません。

しかし、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)をそのままにしておくと、症状は悪化し、妊娠が難しくなってしまうことも。それを避けるためにも、普段から自分の身体を気にかけ、気になることがあれば医師に相談するように心がけましょう。

最近は朝食を食べずにお菓子などで過ごす、若い女性も多くなってきたと言われているので気をつけましょう!

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