医食同源ニュース

医食同源とは、バランスの取れた美味しい食事をとることで病気を予防し、治療しようとする考え方。

*

【むくみは病気の初期!】『顔色』『むくみ』は病気のサインか?

 

お酒を飲んだ翌日に『むくみ』が気になっている人は多いですよね。日常見ているようで見ていないのが自分の顔。ここでは顔に表れる病気のサインについてよくある症状「顔の色」「むくみ」について、簡単にご説明します。

一般に顔の皮膚はからだの皮膚と比較して厚さが薄いので、血行状態に左右されやすく、「体調が悪い」と「顔色が悪く」見えるわけです。むくみの原因

さて、貧血では血液の中の赤血球が足りないため、顔色が青白くなります。若い女性によく見られるのは「鉄欠乏性貧血」といって、鉄分不足によるものですが、比較的年配の方で貧血になる場合は体のどこかで慢性的に出血が起こっていることがありますので、気になる場合は、血液検査で本当に貧血かどうか調べてみる必要があります。貧血のほかの症状としては、息切れや動悸、アッカンベーをした時に見える赤い部分(結膜)の赤みが薄いなどの症状があります。

次に顔色が黄色くなる「黄疸」という症状があります。「黄疸」とは血中のビリルビンという色素が増加して、全身の皮膚や粘膜に過剰に沈着すると起こります。でも日本人の多くは黄色人種なので、程度が軽いとわかりにくいことも多く、その場合は白目の部分が黄色いかどうかで判断します。主に肝臓や胆道の病気、血液が壊れる溶血性貧血などでおこりますが、一部体質性のものもあります。どちらにしても、目で見てわかるほど皮膚や白目が黄色くなったら、一度検査する必要があります。ちなみにみかんの食べすぎで皮膚が黄色くなるのは「柑皮症」と言われ、みかんに含まれるカロチンという色素によるもの。黄疸とは全く別ですからご安心を。

■むくみでわかる病気のサイン
簡単にいうと、むくみというのは皮下に余計な水分がたまってしまった状態のことです。
皮下には毛細血管やリンパ管が張り巡らされていて、それらから細胞へは酸素や養分が、細胞から血管、リンパ管へは老廃物が受け渡しされています。

血管と細胞の間を受け渡しするのが細胞の周りにある細胞間液。この細胞間液が何らかの原因で一時的に増えるのが「むくみ」なのです。医学的にはむくみは「浮腫」といいます。

次に大雑把にむくみを病的なものとそうでないものに分けてご紹介します。

●病的なむくみ
・心臓の病気
血液を送り出すポンプの役割をする心臓が弱くなると、血液がうまく心臓にかえってこれずむくみが起こる

・腎臓の病気
血液をろ過して、いらない成分を尿として排泄して、必要な成分を再吸収するという役割を担っている腎臓が悪くなると、体に水がたまりむくみがおこる

・甲状腺機能低下症
甲状腺というのどにある臓器がうまくはたらかなくなる

・肝臓の病気
肝硬変が進行してしまった場合

・のんでいる薬の影響

・特発性浮腫
上記の原因にあてはまらない、比較的中年女性に多いむくみ。立位で悪化し、夕方と朝で体重差が1.5kg以上もある

・クインケ浮腫クインケ浮腫
眼や口の周りに突然おこるむくみ。アレルギーの一種ともいわれるが原因は不明。数時間でもどることがほとんど

●病的なものではないむくみ
・女性の生理直前のむくみ
月経直前1週間前~月経までは女性ホルモンの一種である黄体ホルモンに水分をためこむ性質があるため

・妊娠(とくに妊娠後期)

・アルコール
お酒は血管内脱水といって、血管の中には水が無いのに、血管の外に水が染み出してしまう状態を作り出すのでむくむ

・塩分の摂りすぎ、ビタミン・ミネラル不足
特にカリウム、カルシウム、マグネシウム、ビタミンB1の不足でむくむといわれる。ビタミンB1不足はいわゆる脚気ですが、現代ではアルコールや清涼飲料水の飲みすぎ、インスタント食品のとりすぎなどからおこることが多く、まれですが心臓に障害が起こって救急車で病院に運ばれることもあるのでお気をつけを。

病的なむくみとそうでないものの見分けはなかなか難しいですが、特に1週間以上続いているとか、体重が急激に増える(たとえば1週間に2kgくらいとか)、いきなり尿量が減る、血尿がある、脈がとぶ、胸が重苦しいなど、なにか他の症状があるときは病院への受診をオススメします。

顔に現れる病気のサインは、ここでご紹介した例以外にもいろいろあります。自分の顔をよくチェックして「何かがいつもと違う」ということに気づけるようになることが重要ですが、逆に毎日見ていると気づかない変化もあるので、いつもかかる医療機関を決めておいて、そこに相談するのが一番と思います。

特に靴下の跡のむくみが取れない人は心不全、腎臓、肝臓の機能障害の病気の可能性もあるので病院に行って診てもらいましょう。

 - その他

Message

  関連記事

%e8%82%a9%e7%94%b2%e9%aa%a8%e3%81%af%e3%81%8c%e3%81%97
【動画】『肩甲骨はがし体操』で肩こりを解消しよう!

簡単にできる肩こり解消動画!椅子に座ってもできる どうですか?デスクワークの人で …

gmp%e3%83%9e%e3%83%bc%e3%82%af
【GMPマークって知ってますか!】トクホ、機能性食品 意外に知らない健康食品の注意点とは?

皆さんは『健康食品』と聞いて何を思い出しますか?例えば「ダイエットにいいお茶」「 …

ドライマウス
【女性は気をつけて!】口臭の原因の『ドライマウス』 原因と予防、治療法とは何か?

口の臭いが気になることはありませんか?人口の約1/4が口の中が乾燥しているという …

%e6%b8%a1%e5%88%a9%e7%92%83%e7%a9%8f
【レスリング代表】渡利璃穏さんが悪性リンパ腫『ホジキンリンパ腫』とは?

リオ五輪女子75キロ級代表の渡利璃穏さんが悪性リンパ腫の一種「ホジキンリンパ腫」 …

image
脳トレ!通学・通勤中にチャレンジしてみよう!

コチコチに固まった生き方より、人生はやわらか~く柔軟にいきたいもの。ということで …

吉田沙保里
【世界最強も悩んでいる】『レスリング日本代表 吉田沙保里さん』も…おとなの「喘息(ぜんそく)」と戦い

「霊長類最強の女」と呼ばれるレスリングの吉田沙保里さんが、喘息を発症したという報 …

s1_reutersmedia
電子たばこは国が規制を進める必要があるのか?

米国のがん関連の分野では2大学会と言える「米国がん学会(AACR)」と「米国臨床 …

b_07895095
あの 『オキシドールで乳がん温存治療が可能に』

兵庫県立加古川医療センター(加古川市)の小川恭弘(やすひろ)院長(62)が、過酸 …

images6BVYQCHL
免疫力と食事療法

自分に向いた食事療法を行うことが大切 免疫力を高めていくうえで、食事は非常に大切 …

息で手軽に診断…高精度センサー実用化へ
【がん診断が息を吹きかけるだけで!】息で手軽に診断…高精度センサー実用化へ

がん検診を受診するのは面倒だなと思っている方はいませんか? スマホなどのセンサー …